DETAILNo.003

部屋としての浴室

一般的にはユニットバスと洗面脱衣所で構成されますが、それらを見直し住み手のライフスタイルに応じた計画を心掛けています。入浴という行為は服を脱ぐ行為と密接に関連します。その同様な動きをまとめる事で、空間を広々と使用でき、空間の活用方法も多様になります。

部屋として捉える事で、中庭に面した大きな掃き出し窓や天窓を設け、明るく開放可能な場所なっています。

それは、基本的に仕切る扉はいらないという位オープンな家族関係から実現されています。

洗面での行為の多くは、起床直後と、就寝前に行われるため寝室へ至る廊下の途中に計画している。浴室から切り離して計画する事で、生活の中において状況に応じた使用方法も考えることが出来ます。浴室と同様に住み手のライフスタイルに対応したしつらえです。

OVERVIEW

場所:京都府舞鶴市竣工年:2013年用途:住宅工事種別:新築構造:木造階数:地上1階建延床面積:100㎡〜構造設計:ステラジアン建築工事:株式会社坂根工務店写真撮影:多田ユウコ写真事務所

PROJECT

PROJECT
引土の家
PARTS
浴室

RELATION