Month: 7月 2010

天神祭

Posted by – 2010/07/27

日本には多くの祭りがあり、その形体は地域によって現在の形式に作り上げられている物が多い。基本的には神事ではあるが祭りの持つエネルギーは土地のエネルギーであり、そこに住む人々によって具現化された物のように感じる。

大阪に越してきて最も行きたかったのが、日本三大祭のひとつ「天神祭」
これまでは京都に住み毎年の様に祇園祭に触れてきた。祇園祭とは全く性質の違う祭りであり「天神祭」は祭りの中の祭りと言えるのでは。
どんな祭りなのか、どこがメインなのか全くわからない状況で先入観なく見れたことが良かったように思う。
人の流れに飲まれ、そのまま帰ろうかと思いながら呼ばれるかの様に天満宮へ辿り着き、お宮入り・還御祭を目の当たりにする事が出来た。
祭りのエネルギーがうねりの様に境内に流れ込み、膨張し、解き放つ。そんなクライマックスをいきなり見せ付けられた。
私自身、関西に来て京都に住み、そして大阪に住んでいる今。何故か見えない大きなエネルギーで呼び込まれているように思えてならない。
デザインのヒントや道筋がここにある様です。

中小企業総合展2010

Posted by – 2010/07/18

現在、加美電機株式会社、国立舞鶴工業高等専門学校と我々スタジオアンテナの共同にて照明器具の開発に取り組んでおります。
その関連事業として、先日、インテックス大阪にて行われた中小企業総合展における加美電機株式会社ブースの展示計画をさせて頂きました。
他社ブースの撮影が出来ないため、部分的な写真掲載で申し訳ありません。
今回の展示においては、開発中の照明器具紹介の他、現行の主力商品「レス球」の紹介が主でした。商品の特性を伝えるため、会場に暗室を生み出し体感する展示を提案しています。
照明器具も今後商品化に向け進行していますので、又ご紹介できるかと思います。

キッタ ヨーコ×浜坂 尚子

Posted by – 2010/07/17

展覧会のご案内。
2010年7月24日(土)~8月1日(日)11:00am~6:00pm

京都は岡崎にある「Chemin」にてキッタ ヨーコさん、浜坂尚子さんによるアートユニット「nico rabbi」の個展が行われます。
それぞれ個人の作品においても大きなエネルギーを感じる彼女達の作品ですが、このユニットは2人いう人間の存在を超越した一つの存在になっているように感じます。
ガラスと陶器。素材としては硬い物同士がぶつかる難しい組み合わせだと思います。しかし、そんな2つの素材をも一つに融合されているのは、お二人の高い造形力と周波数のバランスではないでしょうか。
是非みなさんご覧下さい。

建築と風景

Posted by – 2010/07/02

大阪は戎橋
キリンプラザ大阪。高松伸による学会賞受賞作品の姿は今はない。
それは間違いなく風景をつくり、この場所へ大きな影響を与えた建物でありランドマークであった。
現代においてもデザインの強度を発揮でき、反面、昨今の建築にあまり見られなくなった強さのある建築が消えてしまったことは、業界内では大きな話題ともなり、日本において大きな損失ともいえるだろう。。
しかし、現在は写真のようにH&Mのビルが建っており、全くタッチの違った物があるにも関わらず人々はその変化すら気が付かない様子。もしかすると変化には気が付いているが、受け入れる柔軟性を日本人は持ち合わせているのかもしれない。
風景とは何なのか、それを構成する建築の役割は何なのか。
これからの計画は建築の耐用年数と街の変化のスピードを捕らえる力が必要だろう。多様な時代に突入し、文化や個性もある意味平等な時代。中世や近世の時間の流れとは大きく異なり、これから生まれる建築のあり方には独特の性質を求められる。それと同時に変化は絶え間なく続き、不変の時代がおとずれる可能性のある。変化に対応するために衣服のように建築を扱うのではなく表情の豊かな建築であり変化の出来る表情を持たせなければいけないのだろうと思う。
戎橋という場所性も大きく影響しており、都市、郊外、農村などの環境ではなく、場所自体が持つ特性があるように感じている。
日常目にする風景の中に見つけながら捉えていかなければならないだろう。