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「奈良美智」+「glaf」

Posted by – 2011/04/27

少し前に飲んだ日本酒。
奈良美智とglafの展覧会「AtoZ」から生まれた商品。
日本酒といういわばオッサン臭い商品に対し、奈良さんの絵が施され、デザインされることで商品イメージすら劇的に変わってしまう。
パッケージの力を感じさせられる商品でした。きっと思わず買ってしまった人も多いのでは。
3種類のデザインがあり、セットで買うと家型の箱が付いてくる特典。
商品企画としても大変魅力的です。
ワンカップとして考えると値段が多少高いのかも知れないけれど、価値観の置き方で視点を変えることで、値段を感じさせず、むしろお得感でしかない。
残念ながら現在この商品の入手は困難かと思われますが、きちんと流通しても面白いのではないだろうか。
そして何より六花酒造のお酒で白神山系地下伏流水を使用している。女性にも飲みやすい柔らかいお酒でした。

谷内薫 展

Posted by – 2011/03/23

友人で作家「谷内薫」さんの個展のご案内。

「谷内薫 展」

場所:ギャラリー揺    京都市左京区銀閣寺前町23

日時:2011年3月22日(火)~4月3日(日) 28日(月)休廊
12:00~19:00(最終日は17:00まで)
26日(土)17:00よりオープニングパーティー

テキスタイルを学んだ彼女の生み出す作品には、セラミックを超えた質感を感じます。
彼女の作風としても確立されてきており、今後の展開を個人的に大変楽しみにしております。
京都、哲学の道から近いギャラリーですから、少し早い桜と共に楽しめるかと思います。
スタジオ アンテナも負けられません。

ホキ美術館

Posted by – 2011/01/05

ホキ美術館、行ってきました。
2010年終盤に現れた注目建築。
写真からメカニカルな印象を抱きながら訪れましたが、
良い意味で裏切って頂きました。
立地としては千葉県中央部に位置し、車でのアクセスが最も自然な場所。
そして、新興住宅地の中に現れる異質なボリュームが周辺の建物と対比され、美術館としてのプロポーションを確保しています。
来館者は弓形の建物へ沿ってアプローチし、一方向の動線により展示室へ導かれます。
水平的な建築にも関わらず動線計画は上下の動きにより、バラエティに富んだシーンを演出しています。
ホキ美術館といえば30M飛んでいると言う事。
しかし、来館者はその建築形状に気が付くことなく展示空間を進んでいきます。

一箇所でそのアクロバティックな形状を確認できるが、もしかすると気が付かずに帰る人もいるのではないだろうか。
あれだけ強いインパクトが有るのにも関わらず、空間の中における演出はささやかだ。
それは、デザインの手法として意図的に行われている行為であり意識的なものだ。
そこには、内と外を繋ぐ日本的な間の表現が関係し間としての空間を確保することなく、外観と内観を結ぶ行為を動線を用いて行われているのではないだろうか。
外観は非常に未来的でマッシブな形状でありながら、内部はとても有機的な空間である。
実際には有機的な空間と言うより、有機的な意識のある空間との表現が正しいかもしれない。
美術館という非日常的な空間として外部と内部の関係を意識しつつ、写実絵画の美術館として、現実なのか非現実なのか、外部なのか内部なのか、物質なのか無なのか。それぞれポイントの定まらないものをバランスによって成立させることはとてつもなく高度な空間表現がなされていると感じた。
建築に関わるものでない人と訪れ、感想を聞いてみてみたい。

謹賀新年

Posted by – 2011/01/05

新年あけましておめでとうございます。

本年もより一層のお付き合いの程、よろしくお願い致します。

そして、私達の今後の展開にもご期待下さい。

Búsiness càrd 「株式会社れんこん三兄弟」

Posted by – 2010/12/06

株式会社れんこん三兄弟様の名刺をデザイン致しました。
れんこん三兄弟とは、年子の男三兄弟が展開する農家企業です。彼らはこれからの農業に新たな風を吹き込むエネルギッシュな活動と農業自体の捉え方を新しい視点で考える注目の兄弟です。
そんな彼らと作り出した名刺デザインには、シンプルであり強い意志を示しながら品位のあるデザインを実現しています。
れんこんの形状をモチーフに彼らのDNAを落とし込んだ模様を配置し、それが人と人を繋いで行きます。
何気ない挨拶の様に行われる名刺交換ですが、その一瞬の出会いを大切にし、
そこから繋がる関係を生きたものにするキッカケとしてこの名刺が機能するはずです。
そして、個性の強い三兄弟がそれぞれの特徴を生かしながら融合し、
兄弟であるがゆえに出来るバランスも彼らの魅力の一つです。
紙の側面にそれぞれのカラーを着色することで、受け取った人が何となく企業イメージを掴み、兄弟それぞれのイメージを認識させる事で、企業としての魅力を深める事ができます。

阿波踊り

Posted by – 2010/08/24

なんだかお祭り紹介ブログの様になってしまっていますが・・・まあいいです。祭り好きなんです。
一昨年も訪れた阿波踊りに行ってきました。一昨年は桟敷席から観覧しましたが、今年はを歩きながら見てまわりました。
阿波の国はこの日の為にあるのだろうか?そう思えるくらい街全体が高揚してます。
祭りはいくつかのカテゴリーに分類出来ると思います。山車を引いて練り歩く物、踊り狂う物、神輿を担ぐもの、その他。それぞれに意味があり、祭り自体が、信仰の行事であったり、地域活性であったり、さまざまな理由が当てはまるでしょう。その中で、阿波踊りはもちろん踊り狂うのですが、ある意味では至極自由である反面、ベースにある型は崩れず受け継がれている事が祭りのクオリティに繋がっているのではないでしょうか。この、型を作る事に関して日本人は得意であり、さまざまなシーンで見て感じる事が出来るはずです。
祭りについて書いてはいますが、やはり体感することに勝る事はありません。一度は訪れて頂きたい祭りです。
キングオブ盆踊りの「阿波踊り」

天神祭

Posted by – 2010/07/27

日本には多くの祭りがあり、その形体は地域によって現在の形式に作り上げられている物が多い。基本的には神事ではあるが祭りの持つエネルギーは土地のエネルギーであり、そこに住む人々によって具現化された物のように感じる。

大阪に越してきて最も行きたかったのが、日本三大祭のひとつ「天神祭」
これまでは京都に住み毎年の様に祇園祭に触れてきた。祇園祭とは全く性質の違う祭りであり「天神祭」は祭りの中の祭りと言えるのでは。
どんな祭りなのか、どこがメインなのか全くわからない状況で先入観なく見れたことが良かったように思う。
人の流れに飲まれ、そのまま帰ろうかと思いながら呼ばれるかの様に天満宮へ辿り着き、お宮入り・還御祭を目の当たりにする事が出来た。
祭りのエネルギーがうねりの様に境内に流れ込み、膨張し、解き放つ。そんなクライマックスをいきなり見せ付けられた。
私自身、関西に来て京都に住み、そして大阪に住んでいる今。何故か見えない大きなエネルギーで呼び込まれているように思えてならない。
デザインのヒントや道筋がここにある様です。

中小企業総合展2010

Posted by – 2010/07/18

現在、加美電機株式会社、国立舞鶴工業高等専門学校と我々スタジオアンテナの共同にて照明器具の開発に取り組んでおります。
その関連事業として、先日、インテックス大阪にて行われた中小企業総合展における加美電機株式会社ブースの展示計画をさせて頂きました。
他社ブースの撮影が出来ないため、部分的な写真掲載で申し訳ありません。
今回の展示においては、開発中の照明器具紹介の他、現行の主力商品「レス球」の紹介が主でした。商品の特性を伝えるため、会場に暗室を生み出し体感する展示を提案しています。
照明器具も今後商品化に向け進行していますので、又ご紹介できるかと思います。

キッタ ヨーコ×浜坂 尚子

Posted by – 2010/07/17

展覧会のご案内。
2010年7月24日(土)~8月1日(日)11:00am~6:00pm

京都は岡崎にある「Chemin」にてキッタ ヨーコさん、浜坂尚子さんによるアートユニット「nico rabbi」の個展が行われます。
それぞれ個人の作品においても大きなエネルギーを感じる彼女達の作品ですが、このユニットは2人いう人間の存在を超越した一つの存在になっているように感じます。
ガラスと陶器。素材としては硬い物同士がぶつかる難しい組み合わせだと思います。しかし、そんな2つの素材をも一つに融合されているのは、お二人の高い造形力と周波数のバランスではないでしょうか。
是非みなさんご覧下さい。

建築と風景

Posted by – 2010/07/02

大阪は戎橋
キリンプラザ大阪。高松伸による学会賞受賞作品の姿は今はない。
それは間違いなく風景をつくり、この場所へ大きな影響を与えた建物でありランドマークであった。
現代においてもデザインの強度を発揮でき、反面、昨今の建築にあまり見られなくなった強さのある建築が消えてしまったことは、業界内では大きな話題ともなり、日本において大きな損失ともいえるだろう。。
しかし、現在は写真のようにH&Mのビルが建っており、全くタッチの違った物があるにも関わらず人々はその変化すら気が付かない様子。もしかすると変化には気が付いているが、受け入れる柔軟性を日本人は持ち合わせているのかもしれない。
風景とは何なのか、それを構成する建築の役割は何なのか。
これからの計画は建築の耐用年数と街の変化のスピードを捕らえる力が必要だろう。多様な時代に突入し、文化や個性もある意味平等な時代。中世や近世の時間の流れとは大きく異なり、これから生まれる建築のあり方には独特の性質を求められる。それと同時に変化は絶え間なく続き、不変の時代がおとずれる可能性のある。変化に対応するために衣服のように建築を扱うのではなく表情の豊かな建築であり変化の出来る表情を持たせなければいけないのだろうと思う。
戎橋という場所性も大きく影響しており、都市、郊外、農村などの環境ではなく、場所自体が持つ特性があるように感じている。
日常目にする風景の中に見つけながら捉えていかなければならないだろう。